お知らせ Information

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心も体もぽっかぽか!福岡名物「旬彩うきは水炊きプラン」のご紹介

こんにちは、今年も残すところあとわずかとなりました。おかげさまで「うきは 小塩の灯り」も、オープンからもうすぐ1年目を迎えます。これからも心のふるさととして皆様にとって安らぎの宿となりますよう、精一杯努めてまいります。

さて、本日は寒い冬の夜も体の芯からあったまる新サービス「旬彩うきは水炊きプラン」についてご紹介いたします。

お肉やお野菜、そして調理道具などの準備を一切必要とせず、宿に到着してすぐにバーベキューが楽しめる「旬彩バーベキュープラン」がおかげさまで好評だったので、冬にもこうしたサービスをご提供できないかと考えて実現いたしました。最近はだいぶポピュラーになりましたが、「水炊き」は福岡の博多で誕生し、九州や関西地方に広がっていった冬の食卓に欠かせない鍋料理なんです。

食材の配送は「旬彩バーベキュープラン」同様に“旬菜弁当様がご担当。調理道具はあらかじめ私どもが準備しております。写真は4名分の量です。この日は撮影ですぐに調理するため大皿盛りで届けていただきましたが、実際は鮮度を保つために冷蔵庫に保存できるサイズに小分けして配達されます。

野菜だけでもこのボリューム!春彩弁当様はしいたけの原木栽培も行ってらっしゃるので、お鍋に欠かせない新鮮なしいたけやヒラタケが自前で調達できるそうです。大人の手のひらほどの大きさに育った立派なヒラタケにビックリです。

この日のお野菜は、白菜・ニンジン・わかめ・長ネギ・水菜・しいたけ・ヒラタケ・しめじ・えのき。海産物以外は地元うきは市でとれたものを使っています。野菜のラインナップは基本的に固定ですが、仕入れ状況によって変更される場合もあるそうです。

水炊きの旨みに欠かせない鶏肉を中心に、お豆腐・えび・鶏のすり身・葛きりなどが盛り付けられています。ゆずはつけだれ用の醤油に搾って、ポン酢だれにするためのもの。薬味として、旬彩弁当様自家製の柚子こしょうもついています。ほんの少しつけだれに溶かすだけで爽やかな風味と辛みが効いて、体がポカポカになるお鍋に欠かせない隠し味です。シメ用の米粉のうどんや棚田米のごはんもついてますので、鶏の旨みの効いただしで雑炊にするのもオススメですよ!

具材を入れて特製だしを注いだら、フタをして煮えるのを待ちます。水菜は煮すぎるとクタクタになってしまいますので、あとからさっと湯通しするだけでもシャキシャキとした食感が楽しめて美味しいですよ

うきは市内の養鶏家から仕入れる地鶏は、なんとその日の早朝にさばいたものをご用意してくれるそうです。水炊きのおつゆにたっぷりと旨みが行き渡り、お肉としてもぷりっぷりの食感が楽しめます。ちなみに鶏のすり身には柚子やしょうがのみじん切りが入っており、やわらかくてスパイシーな風味の肉団子も絶品です。

あったか~いお鍋を囲んでの食事に、自然と笑みがこぼれます。具材を食べ終えたあとの旨みたっぷりのだし汁でつくる雑炊はまた格別!そのままでもボリューム満点ですが、近くの道の駅でお好みの野菜などを購入してさらにゴージャスに楽しむのもアリです。冬のご宿泊の際には、ぜひこの「旬彩うきは水炊きセット」で、お友達やご家族との心も体も温まるひとときをお楽しみください。

気になる「旬菜うきは水炊きプラン」はこちらよりどうぞ

白壁の町に調和した和菓子処「ひた屋福富」

こんにちは。すっかり日が暮れるのが早くなりましたが、クリスマスを前にうきは市のあちこちが鮮やかなクリスマスイルミネーションに色づいている今日この頃。小塩の灯り内にもクリスマスリーのデコレーションが点灯していますので、お泊まりの際はぜひお部屋を暗くして温かい光をお楽しみくださいね。

さて、本日ご紹介いたしますのは、白壁地区の中心、吉井町で和菓子処を営んでっらっしゃる「ひた屋福富」です。屋号にもありますように、創業は明治22年の大分県日田市。昭和22年に「かすてらの日田屋」として吉井町にお店を移し、現在の4代目のご主人・後藤旭氏に至る120余年の歴史を持つ老舗です。

かすてら、お饅頭の販売から次第に広がった商品ラインアップは最中や焼き菓子も含めておよそ40種類。和菓子のキモである餡には北海道十勝産の小豆を使用。既製の餡を購入するのではなく、菓芒で練り上げてらっしゃるので、お菓子全体の味のバランスがしっかりとまとまっています。

販売スペースの隣りは少し広い茶房になっていて、購入したお菓子をその場で召し上がったり、ぜんざいや抹茶などの茶房メニューを注文することもできます。

茶房ではよく冷えた葛ようかん(一人前)も注文できるので、この日は抹茶と一緒にいただきました。ちなみに、お茶やお冷やはセルフサービスにて無料で提供されています。

天然の葛を100%使用した、ぷるっぷるの葛ようかん。現在のご主人がラインアップに加えた和菓子で、一番の人気商品です。つるっとした心地よい食感のあとに塩気のきいた小豆餡の程よい甘みが広がります。濃いめの抹茶との相性もよく、甘いものが苦手な方もこの葛ようかんは美味しくいただけるはず。

吉井の白壁地区は散策にちょうどよい広さにお店や旧跡が点在していますが、やはり歩き回っているとちょっと一息入れたくなるもの。そんなときは、歴史ある町並みに調和したひた屋福富で、情緒たっぷりの和菓子で旅の疲れを癒してみてはいかがですか。

冬ボタル うきは筑後川温泉花火大会 鬼火焚き

みなさん こんにちは 12月に入りお忙しいことと存じます。 「うきは小塩の灯り」周辺も朝晩だいぶん冷え込んでまいりました。
ホタルの里小塩地区は、毎年恒例の「小塩冬ボタル」が始まっています。
日が暮れて学校からお家へ帰る子供さん達のことを気遣い、 軒先に明かりを灯したことが始まりだそうです。

里山の方々の温かい人情がしみじみと伝わってきますね。冬ボタルの様子を 写真に収めてきました。
空気が澄んでいてイルミネーションの輝きはことのほか素敵ですよ。

 さて、今年は7月5日の九州北部豪雨災害の影響で「うきは筑後川温泉花火大会」が 12月22日(金)に延期となっています。

寒い時期ですが厚着をして年の暮れの花火をお楽しみください。

 

年が明ければ、1月4日午後4時から小塩「中崎公民館」南側で家内安全、 無病息災を念じ鬼火焚きが行われます。
ちょっとのぞいて見てはいかがでしょうか。 都会では見ることの出来ない、里山の素朴な行事は元気が出ることうけあいですよ。

うきは市の秋祭り開催情報

こんにちは。みなさん、いかがお過ごしですか。 秋と言えばやはり「秋祭り」。
うきは市でも色々なお祭りが開催されます。

まず、小塩では11月19日(日)に「小塩ん村の秋まつり」が開催されます。小塩地区の秋の魅力を楽しむお祭りで、新鮮な農産物の販売やバザー、 芸能大会で盛り上がります。

詳しくはこちらをご参照ください。
http://www.city.ukiha.fukuoka.jp/imgkiji/pub/detail.aspx?c_id=17&id=115

~うきはまるごと体験~をキャッチフレーズに「うきは祭り2017」が 11月4日(土)~11月5日(日)に開催されます。
地元特産品の展示販売や地域資源素材を活かした商品・作品の展示・販売が 行われます。ふれあい動物広場、うきはウォーキングも楽しいですよ。


詳しくはこちらをご覧ください。 http://www.city.ukiha.fukuoka.jp/imgkiji/pub/detail.aspx?c_id=69&id=152&pg=1

~第34回一の瀬焼陶器まつり~ 400年の歴史を誇る「一の瀬焼」。 秋の陶器まつりは6軒の窯元の個性豊かな焼き物を楽しめます。
あなただけの一品を探してみませんか。

詳細はこちらをご覧ください。 http://marutagama.com/events.html    

黄金の稲穂と真っ赤な彼岸花の共演 秋のつづら棚田

こんにちは。9月の3連休は台風が日本列島を縦断し、小塩も強い雨と風にみまわれました。幸いにも大きな被害はなく、ほっと胸を撫で下ろしているところです。
皆さまのお住まいの地域はご無事でしたでしょうか。 さて、以前もこの小塩だよりで紹介した「つづら棚田」。

日本の棚田百選にも選ばれているこの棚田は、秋になると真っ赤な彼岸花があぜ道を彩り、夏とは違った表情を見せます。
今回は、棚田に咲く彼岸花を見るために朝早くから棚田に出かけてみました。 以前の記事→日の光を浴びる緑がまぶしい 日本の棚田百選のつづら棚田
つづら棚田に入るために、勾配のある坂道を登っていきます。すでに道端には彼岸花がちらほら。
この上にはもっとたくさんの彼岸花が咲いているところを想像しながら、頑張って登っていきます。

平日の朝6時頃に到着したのですが、すでに彼岸花の写真を撮ってらっしゃる方が数人いらっしゃいました。 さて、棚田へと続く道を進んでいくと…。
辺り一面に黄金の稲穂と真っ赤な彼岸花の世界が広がります。
彼岸花はずっと上の方まで続いていて、まるで異世界に迷い込んだような気持ちに。

昼間からは地元の方や観光の方がいらっしゃって賑やかになりましたが、朝早い時間はとても静謐な時間が流れていました。
棚田の一角にユニークなかかしたちを発見!

例年9月の下旬に開催されている「ばさら祭り」のかかしコンテストの作品です。
地域の小学生たちや一般の方々が作ったかかしが展示されており、どれも個性的でとても面白かったですよ。
この日は地元の人たちによる出店なども並び、日が高くなるにつれて非常に活気が出て来ました。

彼岸花の球根には毒が含まれており、モグラなどの田んぼを荒らす動物を遠ざけるために植えられたと言われています。
おかげで、頭を垂れる金色の稲穂と、咲き乱れる真紅の彼岸花のコントラストを楽しむことができるのですね。

実は、私たちが訪れたときの彼岸花はまだ5〜6分咲き。

それでも、あれだけたくさんの花が咲いているのですから、満開の時期が楽しみです。咲いた姿が非常に可憐な彼岸花ですが、つぼみも大変かわいらしいですね。
上空から見てみると、彼岸花が群生している様子がさらによく分かります。
10月も上旬に入り、今年は稲刈りも終わって、彼岸花もほぼ散ってしまいました。

来年も9月中旬から下旬にかけて綺麗な彼岸花が咲きますので、またその時期にぜひ行かれてみてください。  
ドローンで撮影したつづら棚田のプロモーション動画もどうぞ。

旬の小塩を食べられる!九州の食満載のバーベキュープランが登場!!

こんにちは。9月に入り、小塩も朝夕は幾分か涼しくなってきました。しかし、昼はまだまだ暑い日が続きますね。秋は、過ごしやすい気候ということもあり、「読書の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」と様々な「〜の秋」があります。新しいことを始めるにはうってつけの季節です。

さて、そんな秋で忘れてはならないのが「食欲の秋」。うきは小塩の灯りでは、今秋より通常のご宿泊プランに加えまして、バーベキュープランをご準備いたしました。

バーベキュープランで使用する野菜は、小塩で農業を営まれている今村さんの畑で採れたものです。様々な種類の野菜や果物を栽培されており、取材時は旬の夏野菜を中心に持ってきていただきました。ゴーヤ、ナス、トウモロコシ、オクラなどなど。さらに、カボチャやニンジン、キャベツといったバーベキューの定番野菜もあります。

今村さんの畑の裏には竹林があり、そこでタケノコも採れるとのこと。また、竹林ではシイタケの原木栽培もされているので、時季が合えばそういった食材も楽しむことができます。

今回持って来ていただいた食材の中で、変わり種だったのがミョウガ。薬味として食べることはあっても、なかなか火を通して食べることはありませんよね。バーベキューで食べると、一体どんな味がするのでしょうか…。

写真左側が、バーベキュープランの野菜を栽培されている今村さんです。

野菜の加工などを二人の娘さんが行っています。普段は、小塩の畑で栽培した旬の野菜などを使った「旬菜弁当」を販売されています。

「旬菜弁当」は”道の駅うきは”にじの耳納の里”でお買い求めいただけます。

果物も栽培されており、この日は桃ぶどうがたわわに実っているのを見ることができました。桃は、ゼリーのような「桃寒天」にして食べることもあるのだそうです。

お肉は、うきはにあるお肉屋さん「肉のいなだ」さんのお肉を使用しています。

今回ご準備いただいた牛肉は熊本県産の「阿蘇王」。日本で流通している和牛はほとんどが黒毛和牛ですが、「阿蘇王」は赤毛和牛。その名の通り、毛の色が赤褐色の肉牛です。熊本では通称「あか牛」と呼ばれています。

阿蘇王は、脂身が適度でさっぱりヘルシーなのが特徴。牛肉本来の味を楽しむことができます。

また、豚肉は長崎県産の「じげもん豚」を使用しています。じげもん豚を作っている伊藤ファームさんはSPF豚認定農場の指定を受けており、高度な衛生管理の元で豚肉を育てられています。

SPF豚は、養豚に際して脅威となる病原菌を持っていないので、薬剤による影響が少なく安心して食べることができますし、肉質も柔らかで豚肉特有の臭みもないのが特徴です。

お肉も野菜と同様に、季節や日によって提供させていただくブランドが違う場合がございます。その日一番美味しいものをお出ししますので、ご堪能いただければと思います。

さて、お肉とお野菜を焼いていきましょう。

静かな山間にあるうきは小塩の灯りで、小塩のお野菜と九州のお肉をいただきながら、明るいうちからビールを飲む。最高の贅沢です。今回は大人だけでバーベキューを行いましたが、お子さんも喜ぶこと間違いなしですので、ぜひご家族でもお越しください。

気になるミョウガは…。シャキシャキと歯ごたえが良く、爽やかな風味が広がります。お肉を食べるのに疲れて来たときの箸休めにぴったり。口の中がさっぱりするので、またお肉を食べることができます。

バーベキューといえば夏のイメージがあるかもしれませんが、これからの涼しくなる季節にこそぜひ楽しんでいただきたいものです。

昼間はうきはで遊んで、夜に虫の声を聴きながらバーベキューをするのもおすすめです。お腹いっぱい食べて、小塩の灯りでゆっくりとして、眠くなってきたら眠って。

普段の生活から離れるためのお供に、ぜひ小塩の灯りのバーベキュープランをご利用くださいませ。

気になるプランはこちらより
旬菜バーベキュープランで九州の旬を食べ尽くす!!

うきは小塩の灯りのすぐそば「そば打ち体験道場」のご紹介

こんにちは。先日、北陸と東北の梅雨明けが発表され、全国的にいよいよ夏本番というところですね。

この夏は、ぜひ小塩でそば打ち体験をしてみませんか?

趣味としても人気の高いそば打ち。しかし、道具を揃えるのはなかなか大変ですし、まずはどういったものか体験しみたいという方も多いのではないでしょうか。

今回は、そば打ちの体験ができる「小塩そば打ち道場」にお邪魔しました!

小塩「岩屋堂そば」を作っていきます。そば粉8割、小麦粉2割の割合で作るいわゆる二八そばで、そば粉は自家製粉したものを使います。

 

まずは、しっかりと説明を聞いてからスタート!

 

分量を正確に計りながら作っていきます。

 

この大きなこね鉢に、混ぜ合わせたそば粉と小麦粉をふるいにかけて入れていきますよ。


このこね鉢、実物を見てみるとなかなか大きいです。他の道具も大きなものが多く、自分で揃えるのは大変そうです。

 

これに水を少しずつ加えながらこねていきます。

 

しかし、なかなか固まってくれません。ひたすらそば粉と小麦粉と水を混ぜます。

 

根気よくこね続けていると…。

 

だんだん固まってきました!

 

一度固まりはじめると、一気に形になっていきます。

 

かなりまとまってきました。

 

しかし、ここからさらにこねていきます。だいたい100回くらい。完成への道のりは長い…。

 

最初の粉だらけの頃から比べると、想像できないくらいに固まっています。

 

ここまで来たら、そば生地を内側に織り込むようにしてこねていきます。“菊揉み”と呼ばれる工程です。

これがなかなか難しい…。

 

さて、ここからもう一度丸めて…。

 

いよいよ!切るために伸ばしていきます!!

 

打ち粉をして、手のひらで押さえて均一になるように…。

まずはお手本から。

 

見よう見真似でやってみますが、均一な厚さにするのがなかなか難しい…。

 

直径25センチくらいまで広げたら、ここからさらに麵棒で伸ばしていきます。

 

最後に、この生地を正方形に整えます。“角出し”という工程です。

円板状になっている生地を麺棒に巻きつけ、転がしながら正方形にしていきます。

 

生地はなかなか思ったような形に伸びてくれません。しかし、徐々に理想の形に近づいていきます。

 

どんどん伸ばして広げていきます。

それに従って、最初は分厚かった生地も薄くなってきました。

 

あとは薄くなった生地を畳み…。

 

いよいよ切っていきます!

 

お手本を参考にしながら、均一な厚さになるように。

ざくざくとそばを切っていく感触がなんとも言えず快感です。


なかなか上手くできたのではないでしょうか…?


しかしそばを切るのもなかなか難しく、写真を見てお分りの通り、右側のそばが分厚くなってしまいました。

でも、自分で粉からこねあげたと思うと喜びもひとしおです!
打ったそばは、持ち帰っることができます。

私たちはこの後、うきは小塩の灯りに持ち帰り、茹でて美味しくいただきました。

打ち立てのそばは格別で、特に香りが非常に良いです。最近はコンビニなどで売られているおそばも美味しくなってきましたが、食べ比べてみるとやはり全然違いますね。

そばはツルッと食べられますので、暑い夏にもぴったりです。疲労回復効果のあるビタミンB1やB2もたくさん含んでいるので、夏バテ対策にもなります。

もちろん、冬に熱々の出汁と一緒に食べるのもおすすめです。

 

大人も楽しく作ることができますし、ご家族で来られる方にとっては、お子様にも貴重な体験になること間違いなしです。

ぜひ、自然の中でのそば打ちを体験してみてくださいね!

 

場所:旧小塩保育園

期間:年中

実施日・時間:毎週土曜日 19時〜20時30分

お問い合わせ先:小塩地区自治協議会

〒839-1412 福岡県うきは市浮羽町小塩2548-1

TEL/FAX:0943-77-4835

Mail:kojio-comisen@marble.ocn.ne.jp

日の光を浴びる緑がまぶしい 日本の棚田百選のつづら棚田

こんにちは。本当に暑い日が続きますね。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回は緑豊かな浮羽の中でも特に美しい「つづら棚田」をご紹介します。

つづら棚田は日本の棚田100選に選ばれており、うきは市の有名な観光スポットとなっています。

棚田までは、山の中を進んでいきます。体力に自信のある方は歩いて登ることができますが、今回は車で上がっていきました。

棚田を一望できる場所に到着したのは12時過ぎ。農家の方はお昼休みだったのか、棚田の中には誰もいませんでした。訪れたのが平日ということもあり、観光客の姿もなし。とても静かな中で雄大な棚田の風景を見ていると、異世界に迷い込んだような気持ちになります。

夏の陽射しを水面が反射していてとても綺麗なのですが、つづら棚田は秋に行くのが一番おすすめ。黄金の稲穂も去ることながら、畦道で燃えるように咲く真っ赤な彼岸花(曼珠沙華)がとても綺麗です。どこか怪しげで形をした花が、つづら棚田の異世界感をさらに強調します。


(写真は、つづら棚田に設置されている案内板。四季折々で違った表情を見せます。)

つづら棚田は、上空から見るとまた違った表情を見せます。今回はドローンで上空を撮影してみました!

段々がとても美しいですね。

棚田は、山に切り込むように細長く続いています。

さらに引いてみると、棚田の部分だけぽっかりと色が違います。これだけの棚田を作るのに、たくさんの人の労力がかかっているのでしょう。

少し田んぼ沿いの道を歩いてみました。山肌の急斜面に合わせて作られた棚田は、水の引き方にも工夫が見られます。横を流れる水路から何本もの竹を継いでおり、流しそうめんを思い出しました。

観光地として有名なつづら棚田ですが、もちろん、ここで実際にお米を育てていらっしゃる方がいます。散策したり撮影したりする際には、田んぼや畦道を踏み荒らさないようにしましょう。

つづら棚田は「うきは 小塩の灯り」からは車で30分ほどのところにあります。またの機会に紹介しますが、道中には長岩公園や合所ダムなどもあり、楽しく山道をドライブできます。

これから梅雨入りして雨の多い時季となります。雨の降る棚田も美しいものですが、山道を通られる際は十分お気をつけください。

お知らせ

このたびの九州豪雨により被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

当宿は被害もなく平常どおり営業いたしております。

沢山の方々からご心配のお電話、お声掛けをいただき深謝申し上げます。

平成29年7月12日

うきは小塩の灯り

うきは小塩の灯りから見える夏の星空

こんにちは。九州北部の梅雨入りが随分と前に発表されましたが、今年は空梅雨のようで、小塩にはまだほとんど雨が降っておりません。

さて、今年も七夕の時季が近づいてまいりました。織姫と彦星は、無事に天の川を越えて会うことができるのでしょうか?

 

小塩は標高150メートルほどの場所に位置しており、周りには人工の光も少なく、綺麗な星空を楽しむことができます。

 

都市部では街の明かりで天の川を見ることは難しいですが、小塩では天候条件が合えば観測することができます。

果たして、今回は見ることができるでしょうか…?

 

福岡県で星空といえば八女市の星野村が有名ですが、うきは・小塩もそれに負けず劣らず綺麗な星を見ることができると自負しております。

 

さらに、うきは小塩の灯りの目の前を流れる川には蛍が飛び交っており、満天の星空と共に楽しむことができます。

 

こちらは、まだ明るいうちに撮影したうきは小塩の灯りの写真です。

辺り一面を緑に囲まれ、とても気持ち良い空間です。

さて、これが夜になると…。

 

 

 

 

都市部では見ることのできないような綺麗な星空を見ることができます!

夜空にきらめく星たちは、いくら眺めても飽きることがありません。

これから夏に向けて暑くなっていきますが、夜は冷え込むこともありますので、星を見る際は風邪など引かれないよう十分に注意されてくださいね。

どちらに目を向けても、雄大な自然とこぼれんばかりに輝く星空を見ることができます。

 

また、綺麗な天の川も写真に収めることができました!

写真中央を横切る白い筋がご確認いただけるかと思います。

 

また、うきは小塩の明かりの下を流れる川に目を向けるとそこには蛍の姿が。

小塩の蛍がどのようなものか気になる方は、ぜひこちらもご覧ください。

手作り灯篭と蛍のあかり「小塩ホタル祭り」

 

ところで、天の川はたくさんの星の集まりだということはご存じでしょうか。

地球は銀河系の中にあります。この内側から見た、銀河系の特に星が密集している部分が天の川の正体なのです。

銀河系は、端から端までなんと10万光年もあります。光の速さで進んでも、10万年かかってしまうのです。天の川として見える星たちも、地球からずっと遠い位置にあります。

 

地球から月までの距離はおよそ38万キロメートル。光は1秒間に30万キロメートル進みますので、わずか1秒と少しで地球まで光が到達します。

そう考えると、天の川がいかに遠いところにあるか、宇宙がいかに広大かを思い知らされますね。

 

うきは・小塩で、星空を見ながら宇宙と天体について考える夜を過ごしてみるのはいかがでしょうか?

手作り灯篭と蛍のあかり「小塩ホタル祭り」

こんにちは。小塩は真夏のような暑さが続きますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。まだ朝晩は冷え込みますので、体調を崩されないようにお気をつけください。 さて、小塩では蛍が最盛期を迎えております。実は小塩の灯りの下を流れる川でも蛍を見ることができます。 昼間の様子はこんな感じ。水辺なので、明るいうちに散歩するのもとても気持ちが良いですよ。 先日もお伝えした通り、5月26、27日に小塩ほたる祭りが開催され、当日は多くの方で賑わっていました。 会場の一つ、小塩ほたる公園にはまだ明るいうちからたくさんの人が。小学校のほど近くに会場があり、校庭が駐車場になっていました。県外ナンバーの車もたくさんあり、浮羽の外からも多くの人が来られていることがうかがえます。 地元の方が運営する出店もたくさん出ており、子どもたちが元気に駆け回る姿も見られました。 暗くなると、準備された灯篭に火が灯ります。これは自治区の方の手作りなのだそう。会場付近は街灯が少なく暗いのですが、この灯篭のおかげで安心して会場を歩くことができます。 夜もホタルを観に来た方で賑わっていました。 会場では自治会の方にお話を聞くことができました。 小塩の蛍は九州北部豪雨の影響で数が激減しまったのだそう。しかし、何とかして小塩でもう一度蛍を見たいと思った自治会の方々が蛍を養殖したり、蛍の餌となるカワニナを放流するなどして、また小塩で蛍を見ることができるようになりました。 また、地元の方のお話では、蛍は8時〜9時くらいが最も活発に光るのだそうです。 さて、小塩の灯りに戻って蛍を観て観ましょう。下を流れる小川までは歩いて30秒ほど。すぐに蛍を見つけることができますし、さらに下流へ100メートルほど下ると、さらにたくさんの蛍を見つけることができます。 足元が暗いので、ライトを持って行くのがおすすめです。しかし、蛍は人工の光を嫌いますので、川の方へは向けないようにしてくださいね。 長時間見たいという方は、携帯用の椅子など座れるものを持って行くのが良いでしょう。

ホタルが乱舞する福岡有数のホタルの名所「ほたるの里小塩」

こんにちは。五月晴れが続いています。小塩は新緑の若葉に包まれ、居るだけで元気が出てくるようです。

日没後は夜空に無数の星々が煌めき、ロマンチックな雰囲気となります。

さて、ホタルが舞う時期が近づいて参りました。

6月2日(金)、6月3日(土)18:00~21:00に「小塩ホタル祭り」が開催されます。
http://www.city.ukiha.fukuoka.jp/imgkiji/pub/detail.aspx?c_id=17&id=128&pg=2
メイン会場の「小塩ホタル公園」では焼き鳥、焼きそば、ビールがあります。

その他、大持会場、白土会場、中崎会場でも地域の方々が総出でおもてなし。
6月3日(土)は19:00より小塩小学校でマンドリン演奏、ジャズピアノ演奏があり、お楽しみ満載です。


小塩川を乱舞するホタルは8時から9時頃がピークとなります。
是非、小塩にお出掛け頂き、ホタルの夜をお楽しみ下さい。家族でグループで恋人同士で。行ってみて初めてわかる「ほたるの里小塩」の魅力。

小塩地域の方々の「竹灯り」のおもてなしです。ホタルが舞う夜を一層ロマンチックにしてくれています。

自家製ジャムを販売するカフェ「ネコノテシャ」

こんにちは。ゴールデンウィークは終わってしまいましたが、小塩は今が最も樹々の若葉が美しい季節。野鳥のさえずりに耳を傾けながら、遅めの朝食をとるのも乙なものですよ。

さて、本日ご紹介するうきはの名店は、パンのお供に欠かせないフルーツジャムを豊富に取りそろえたカフェ「ネコノテシャ」です。久大本線うきは駅前のすぐ近く、浮羽郵便局裏の路地沿いにあるこのお店は、手づくり看板の掲げられた味わい深いレトロな外観が印象的です。

玄関を開けると、棚いっぱいに並べられたピクルス&ジャムの瓶がお出迎え。

うきは市の旬の果物を素材にするため、季節感そのものを味わえるジャムが多いのも魅力です。1種類の果物だけでなく、キウイとリンゴといった相性のよさそうな果物をミックスしたジャムもあるので、ラインアップは1年間でおよそ100種類にもおよびます。果物そのものの美味しさを味わってもらえるよう、あまり砂糖を加えず、賞味期限を延ばす添加物を加えないネコノテシャのジャム。数週間でも使いきりやすい小瓶もあり、フレーバーのお試しやプレゼントにもちょうどよいサイズです。

このお店をオープンする前も、共同経営というかたちで10年ほどジャムづくりに携わっていたと語るのは、オーナーの出石薫さん。自分のお店が持ちたくて、2014年の8月にカフェ「ネコノテシャ」をオープンしたそうです。最初は手づくりジャムの販売のみでしたが、より広くお店をアピールできるようと考えた結果、コーヒーやケーキ、軽食などが楽しめるカフェになりました。

思わず隅々まで目を凝らしたくなる店内。ノスタルジックな感性を刺激するインテリアにもオーナーの感性が光ります。

窓のすぐそばを通る列車を眺めながら、ゆったりとくつろぎのひとときを楽しめる一番奥の席。タイミングがよければ、うきは駅を通過する「ななつ星」を間近に見られることも。

筑紫野市二日市の「珈琲Chiba」協力のもと、オーナー好みの味に焙煎された「ネコノテシャブレンド」、うきは市内のコーヒー店オリジナルブレンドなど、香りやコクに違いのある数種類のブレンドが取り揃えられており、お気に入りの味を探すのも楽しみ。

カフェのメニューは、その季節で一番美味しい野菜を中心に考えるというカレー・パスタ・ピザ、そして数種類のケーキ。この日はレアチーズケーキとネコノテシャブレンドをいただきました。コクのあるチーズに甘酸っぱいベリーのソースがよくあいます。モカベースのネコノテシャブレンドもすっきりした味わいでスイーツにぴったり。

夏場はフルーツ果汁でつくるシロップをかけた「かき氷」が好評で、氷がなくなるとその日の販売は終了してしまうそうです。季節のジャムだけでなく、今度は真夏の涼を求めて訪れてみたくなりました。

こだわりの豚肉料のお店「レストラン庄山」

こんにちは。新年度が始まり、ゴールデンウィークも過ぎて、おろしたての制服やスーツの学生さんや新社員の方も少しは慣れてきた季節となりました。何事にも意欲的で頑張ろうという決意みなぎるその姿に、見ているこちらまで元気をわけてもらえるような気持ちになりますね。

さて、本日ご紹介するのは、国道210号線、通称うきはバイパス沿いにある料理店「レストラン庄山」。筑後吉井地区の代名詞ともいえる白壁の古民家を思い起こさせる、どっしりとしたお屋敷風の店構えが特徴です。

このお店、実は入り口が2ヵ所あるのですが、道路に近い手前の入り口はテーブルに鍋物用こんろ機能が搭載されている豚しゃぶの提供スペースとなっています。

そして奥の入り口が、鍋を使わない定食などの提供スペース。ちなみに、2つのスペースの土間から行ける2階には、団体で利用できる座敷があります。

オーナーの庄山三成氏は養豚・養鶏牧場である「庄山農場」の経営者でもあり、先代から受け継いだ農場で肥育した食肉をハムやソーセージにして販売を始めたそうです。この自家製の加工食品が評判となり、ぜひ肉料理を食べて帰りたいというお客様のご要望に応えるかたちでレストランを経営されることになったのだとか。

メニュー表を拝見すると、豚しゃぶにとんかつ定食、みそ漬定食、香草焼き定食、生姜焼き定食、ホルモン定食、カツカレー、そしてカツ丼と、豚肉料理がずらり。ヘルシーな豆腐ハンバーグ定食や揚げ鶏のソースかけ定食もございますが、やはりオススメはこだわりの豚肉を使った料理です。

「耳納いっ一とん」「耳納あかぶた」など、うきは市自体が地域固有のブランド豚の生産に力を入れており、庄山農場ではデュロック種(赤豚)とバークシャー種(黒豚)を掛け合わせたオリジナル品種「千年豚」を生産。もちろん、「レストラン庄山」でもそのお肉が使われています。

こだわりの飼料とうきはの美味しい水で育てられた千年豚のお肉は、豚肉特有の臭みがほとんどなく、やわらかい肉質が特徴。オーナー庄山氏イチオシの「とんかつ定食」をいただいてみました。

ボリュームたっぷりの厚切りロースかつはやわらかくてとてもジューシー。サクサクの衣と相まって、かみしめるほどに心地よい食感と旨みがお口の中いっぱいに広がります。

とんかつ専用のソースはフルーティな旨みが感じられる「甘口」と、熟成された濃厚な味わいの中にほどよい辛みが感じられる「辛口」のふた味が用意されているため、ブレンドして自分好みの味を見つけるのもよいでしょう。

そして極めつけの逸品が、昆布だしにくぐらせ、ぽん酢をつけていただく「豚しゃぶ」。

最初は何もつけずにいただきましたが、やわらかくモチモチとしたお肉には甘みがあり、まさにお肉そのものが「旨い」と感じられます。「あまりの美味しさに二人前くらいぺろりと平らげてしまう」というオーナーの庄山氏のお言葉どおり、どんどんお箸が進みます。

お客様のご要望に応えるために、豚肉の生産からお店づくりにいたる細部にまでオーナーのこだわりが感じられるレストラン庄山。美味しい豚肉料理が食べたくなったら、ぜひこちらまで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

地元だけでなく隣県にも愛される「パン工房 ミゲル」

こんにちは。うきは市では、2月11日から43日まで「筑後吉井おひなさまめぐり」を開催していました。吉井白壁地区の建物内でさまざまなおひなさまが展示されるこのイベントの期間、市外から多くの皆様がお越しになります。町歩きにもちょうどよい季節ですので、ぜひ機会があれば遊びにお越しくださいね。

さて、今回ご紹介しますのは、創業から14年、地元に根ざしたベーカリー「パン工房 ミゲル」です。国道210号線から一の瀬焼き窯元へ向かう裏路地にあるお店ですが、手づくりの味を求め隣りの大分県日田市からもお客さんが来られます。

かわいらしい店内には、さまざまなパンが所狭しと並べられています。

定番の菓子パンにしっかりした食感のハードパン、サンドイッチや焼き菓子のコーナーも。

以前はパンを開発する会社に勤務されていたというオーナーの矢冨さん。実家に戻った際、1階の店舗部分をパン屋に改装してお店を始められたそうです。パンの開発から製造まで手がけられる矢冨さんをはじめ、スタッフは皆女性ばかり。サンドイッチには野菜をたっぷり使ったりと、女性ならではの思いやりを商品づくりにも生かされているそうです。

お店で一番人気の塩ぱん(写真左下)。いろいろなパン屋を食べ歩かれているお客様から「ここの塩ぱんがおいしい!」といわれるほどの逸品。カリッと焼き上がった生地にほどよい塩気があり、シンプルながらも飽きのこない美味しさです。

有機栽培のお茶で有名な「新川製茶」の抹茶を生地に練り込んだ「オーガニックお茶ぱん(写真右上)」は地元の幼稚園のおやつとして大好評!爽やかなお茶の香り、そしてほんのりとした甘みが感じられます。

パンづくりにおける矢冨さんのこだわりは、できるだけ地元の農産物を使うこと、なるべく添加物を使わないこと、そして食べやすいパンをつくることの3つ。「家族が安心して食べられるものだからこそ、お客様にも自信を持ってオススメできる」パンづくりを心がけていらっしゃいます。

「うきは 小塩の灯り」からもほど近い場所にあるパン工房 ミゲル。当宿にお越しの際は、朝食やお夜食用にこちらで手づくりパンをお買い求めになってみていかがですか。

桜のトンネルで有名な流川桜並木に行って来ました

こんにちは。すっかり暖かくなり、お花見にちょうどよいシーズンになりましたね。今回はうきは市の中でも桜の名所として名高い「流川(ながれかわ)桜並木」をご紹介します。

今年の九州地方は桜が満開を迎える時期に悪天候が続くという不運に見舞われましたが、ちょっとだけ晴れ間が覗いた時間を見計らって出発。現地はあいにくの曇り空でしたが、満開の桜を一目見ようと多くの人で賑わっていました。

広場には屋台も出ていて、ちょっとしたお祭り気分に。

巨瀬(こせ)川南岸の土手を彩るように約2kmにわたって植えられた桜は、その数およそ1,000本。遊歩道の両脇に等間隔で植えられた桜が満開を迎える頃には、鮮やかな桜のトンネルが現れます。

桜の種類はソメイヨシノ。3月は土手を菜の花が彩り、桜の開花が早ければ色鮮やかなコラボレーションが見られます。眼前の巨瀬側を望む景色や、南に広がる耳納(みのう)連山との取り合わせも美しく、天気が良い日は写真撮影に絶好の名所です。

「うきは 小塩の灯り」からも車で15分程度で行ける無料の観光スポットですので、ぜひ来年の桜の季節にお立ち寄りになってみてはいかがでしょう。

残念ながら今年の桜の見頃は終わってしまいましたが、吉井地区では早くも鯉のぼりが登場しました。街のいたるところに飾り付けられた鯉のぼりが、皆様をお出迎えしてくれますよ。

季節のタルトと焼き菓子のお店「miel cake cafe」

こんにちは。春は生命の息吹を最も実感できる季節。ここ小塩もわらびやぜんまいなどの山菜狩りが楽しめる時季となりました。旬の食材を生かしたお料理は味も格別。最近はおひたしや炊き込みごはんで、春の味覚を楽しんでいます。

さて、本日ご紹介いたしますのは、うきは市吉井白壁地区の中心部、かつての筑後街道沿いにあるスイーツのお店「miel cake cafe」です。

オーナー兼パティシエの中野恭輔氏は、神奈川のケーキショップで8年間修行し、実家のあるうきはへ帰郷。創業にあたり花屋や雑貨屋が入っていたという長屋の一部を改装し、タルト専門店を開かれたそうです。

白壁に黒塗りの格子戸という和モダンな赴きある外観ですが、いざ入店すると白を基調としたインテリアでコーディネートされたお洒落な空間が広がります。

タルト専門にした理由は、生菓子の中でも特に鮮度による美味しさを実感いただけるから、と語る中野氏。スイーツショップでありながらイートインスペースを広くとってあるのも、早朝仕込んだタルトをできるだけ新鮮なうちに召し上がっていただきたいからだそうです。焼き菓子も脱酸素剤を極力使わず、美味しく召し上がっていただくために賞味期限も10日~15日ほどとなっています。

季節限定商品も含め、タルトやケーキが10種類、パウンドケーキやクッキーやマドレーヌなどの焼き菓子は常時20種類ほど取り揃えておられます。

いちごや桃といった、うきはの果物を使った自家製ジャムも販売。

パウンドケーキはタルトとともに中野氏が大切に扱っておられる商品で、贅沢に使用したバターと旬の果物の芳醇な香りがたまらない、お土産にもぴったりの逸品です。

兵庫県丹波産の栗や黒豆など、よい食材であれば県外からも取り寄せて惜しみなく使うのも焼き菓子に対する中野氏のこだわり。

うきはの果物をたっぷり使った「フルーツタルト」。瑞々しくて甘酸っぱい新鮮なフルーツとサクサ

クのタルトの食感が絶妙です。

地元うきはの味覚を最高の状態で味わっていただきたいという中野氏のこだわりが感じられるmiel cake cafe。お店で味わうつくりたてのタルトはリピーター必至なので、吉井地区散策の機会にはぜひお立ち寄りくださいね。

変わり種どら焼きも絶品!「キチココ」

こんにちは。宿のある小塩は山里にあるため、天気のいい夜は星がよく見えます。まだ少し寒いですが、ウッドデッキで星空を眺めると、日頃の疲れなどどこかへ飛んでいってしまうくらい、贅沢な気分になります。このウッドデッキで流星群が見れたら最高に贅沢だろうな。夏のペルセウス座流星群、冬のふたご座流星群も楽しみですが、4月のこと座流星群が星空観賞の狙い目です。

さて、本日ご紹介するのは、吉井地区観光を始めるのに役立つ観光会館「土蔵(くら)」内で営業をされている「キチココ」です。

以前は酒蔵だったという建物に入ると、まず目に入るのはさまざまなどら焼きが並んだディスプレー。そう、このお店のメイン商品は、オーナーの中村夫妻がつくる「どら焼き」です。

定番の粒あん、栗どらに人気の塩バターと餡子系が3種、そしてレアチーズやチョコレートなどのクリーム系が5種。クリーム系は季節によって旬の味覚が登場します。

ご主人は北九州のお菓子屋さんの三代目、奥さんは以前姉妹でケーキショップを営んでおられたという、和と洋のお菓子職人夫妻が営むこのお店。ご主人はどら焼きづくり20年のベテランで、手焼きの皮に自家製の餡とクリームを使用し、一からつくりあげるどら焼きは絶品!香ばしいどら焼きの皮はふんわりしっとりとしていて、ほどよい甘さの小豆餡との相性バツグンです。

チョコレートどら焼きはクリームがなめらかで、ほんのりビターな甘さが特長。甘いのが苦手な人にもオススメ!

店休日はイベント出店のために九州各地へ出かけるという中村夫妻。そのおかげでいろいろなご縁が生まれることも多く、久留米市の「ココンジェラート」と共同開発されたアイスなども販売されています。

「今は飲食店も積極的に動ける時代。人が集まるところには自ら足を運ぶようにしています」と語る中村さん。お客さんと直接対話する機会を設けることが、うきはに興味を持ってもらうきっかけにもなるし、楽しいそうです。

友人と製作されているお手製アクセサリーが販売されていたり、お友だちのお店の商品が並んだりと変幻自在な“ライブ感”のあるお店づくりが印象的なキチココ。「今日は何があるかな?」と、顔を出すのが楽しみになりそうです。

季節のフルーツ狩りが楽しめる「やまんどん」

こんにちは。3月がスタートしましたね、小塩はまだまだ寒い日々が続いています。そんななかでも、木の芽の膨らみが大きくなり、目に映る緑の色が鮮やかになり、少しずつですが春らしさを感じるようになりました。

皆様のお住まいの地域には、春の訪れは届いていますか?

さて、本日ご紹介するのは、国道210号線を道の駅うきから少しだけ日田方面に向かったところにある観光農園「やまんどん」です。約7,500坪の広大な敷地に、イチゴ・ブルーベリー・梨・ブドウ・柿が栽培されており、一年を通してフルーツ狩りが楽しめます。私が訪問したときはちょうど柿が終わり、イチゴ(さちのか・さがほのか・紅ほっぺ・淡雪の4品種)が色づき始めていました。

この農園の特徴は、地下90メートルから毎分40リットルも湧き出ているミネラル豊富な地下水。自然の力だけで湧き出ているという水汲み場の水を目当てに、遠路はるばるお越しになる方も多いのだとか。この湧水は果樹栽培はもちろん、園内で提供されているブレンドコーヒー「湧き水コーヒー」にも使われています。

この「湧き水コーヒー」がいただけるのは、園内を見下ろす高台に建てられたカフェ「夢語寄家(むごよか)」。

園内で栽培された季節のフルーツをふんだんに使ったケーキが女性客に大人気。

梨の果肉入りの看板メニュー「梨カレー」の芳醇な香りが食欲をそそります。

地元産の野菜を使った週替わりランチもあり、フルーツ狩りのないタイミングだったにも関わらず大盛況でした。建物のウッドデッキを利用したテーブル席もあるため、晴れた日には園内を見渡す眺望を楽しみながら食事ができるのもポイントです。

園内にはウサギやミニブタも飼育されていて、小さなお子様も楽しく過ごせます。フルーツ狩りは開園時間内ならいつでも申し込めますが、予約者のみが入場できる午前中の方がフルーツもより美味しくいただけるため、あらかじめご予約されるのがオススメです。家族連れで1日中楽しめるレジャー施設にしたかったという現オーナー末次研治氏の思いが詰まった観光農園だけに、旬のフルーツの時期ごとに出かけたくなりますね。

耳納連山の麓にあるギャラリー&カフェ「日月窯」

こんにちは、鮮やかに色づいたお庭の南天がお客様を迎える時期に取材にいきましたが

本日は、私のオススメの耳納連山の麓にあるギャラリー&カフェ「日月窯」をご紹介いたします。

1階は陶芸家・福村元宏氏、息子さんの龍太氏の陶芸品を展示したギャラリー、2階には元宏氏の奥さんと娘さんがカフェを担当するこのお店。暮らしの中に溶け込み、日々使われることに意義があると語られる元宏氏の作品が、お茶碗や湯のみといった日用品から香炉や画鋲といった生活環境を豊かに彩る逸品まで、ずらりと並べられています。

ギャラリーの一角には、元宏氏の奥さんが作られたかわいらしい箸置きなどの小物も。もちろん気に入った作品があれば購入もできます。

作陶に使われる登り窯。下の段で焚いた熱が上の窯に伝わるため、効率よく焼成ができるそうです。

筑後平野を一望できる眺めのよい2階のカフェでは、季節の野菜を使ったキッシュとホットサンドをランチメニューに、シフォンケーキやタルトなど、季節の味わい豊かなスイーツ、オーガニックコーヒーなどが楽しめます。

果樹栽培が盛んなうきは市だけに、旬のフルーツをトッピングした木の実のタルトは、見た目でも美味しさを堪能できるオススメの一品。

うきは駅には毎週火曜日の午後にクルーズトレイン「ななつ星」も停車しますので、双眼鏡で窓から眺めながら楽しむ方もいらっしゃいます

うきはの美しい景色を楽しみながらゆったり過ごしてもらいたいという心づかいが随所に感じられる、とても居心地のよいカフェですので、陶芸に関心のある方はもちろん、贅沢な寛ぎの時間をお望みの方にもオススメのお店です。ぜひお訪ねください。

カフェ・ギャラリー・雑貨のお店「ぶどうのたね」

こんにちは、小塩は気持ちいい晴天が続いています。宿の南のお部屋は陽射しが良く入るため、ぽかぽかと気持ちよく、ついうたたねしたくなります。そんなのんびりする過ごし方もいいですね。

本日ご紹介するのは、福岡県外の方にも常連さんの多い「ぶどうのたね」です。

県道151線沿いの耳納連山の麓、石垣に挟まれた坂道を上ると、建物を囲むように植えられた鮮烈な樹木の彩りがお出迎え。凛とした古民家の佇まいに調和した樹木の佇まいに、まるで特別な隠れ家を訪れたような喜びを覚えます。

この日最初に向かったのは、食材選びからこだわった体にやさしい薬膳料理が評判の「Cafe たねの隣り」。

お料理をより美味しく味わっていただくために、食材のカット一つひとつにもこだわりを持つ料理長が手がけたお膳は、目にも鮮やか。調味料に頼らず、食材の旨みによって味に奥行きを持たせたお料理は、お腹だけでなく心も満たしてくれます。私は「薬膳カレー」を注文。程よい辛さで美味しかったです。

四季折々のうきはの風景をより身近に感じられるテラス席には防寒用の膝掛けやコタツテーブルもあり、冬のテラスからの眺めを楽しむのも乙なものです。

室内には薪ストーブが設置されており、とても快適でした。

月替わりで献立が一新される「隣りのごはん(デザート・飲み物付き)」が人気メニュー。この月の献立は、流川れんこんのれん揚げ、芋いもサラダ、季節のサラダ、たねのけんちん汁、冬野菜のミックスおひたし、鯖の揚げ浸し、オムレツ、大豆のから揚げ、金山寺納豆、豆乳豆腐、鉄火味噌、十三穀米、お漬物、お味噌汁の14品でした。(※現在は違います。メニューはお店でご確認ください。きっとどのご飯もおいしいですよ)

「Cafe たねの隣り」に隣接する「隣りの売店」には、このカフェで取り扱う食材や調味料が販売されており、気に入った食材をおうちでも楽しめるのが魅力。いろいろな雑貨が所狭しと並べられた空間は、ちょっと覗いてみるだけでも楽しい時間が過ごせます。

売れ筋のオリジナル商品「きせつのグラノーラ」。柚子の爽やかな香りがします。

うきはの旬の果物を使ったジャムも人気です。

隣りの売店の道向かいにある「くらしギャラリー ぶどうのたね」は、「衣・食・住」すべてをひとつの場所で満たすことのできるようにしたいという社長の想いから生まれた、生活用品と衣類のお店です。

社長自身が気に入った作家さんの作品を取り揃えたギャラリーでは食器・紳士服・婦人服・鞄などを取り扱っており、新作を見にたびたび訪れたくなります。

国道151号線の駐車場から「ぶどうのたね」に向かう路地脇には、柿やざぼんの果樹園が。駐車場は新たにオープンされるカジュアルレストラン建設のため、工事の真っ最中でした。

お料理や商品だけでなく、スタッフの皆さんのサービス、そして空間そのものからもおもてなしの心を感じることができる特別な場所。

当宿からも比較的近いので、うきはにお越しの際は、ぜひ足を伸ばしてみてくださいね。

(看板猫のたねこさん。人懐っこく、運が良ければお散歩する姿が見られます)

小塩の冬の風物詩 “冬ボタル”

こんにちは、寒い日が続きますね。小塩地区も冬はかなり冷え込みますが、「うきは 小塩の灯り」は業務用クラスのエアコンを設置しておりますので、快適にご滞在いただけます。

さて、本日は宿の近くで毎年開催されるイベントをご紹介いたします。
当宿の南側を流れる小塩川は水質が良く、小塩地区は“ホタルの里”としても知られています。そんなホタルの里にちなんだ冬の風物詩が、毎年12月に行われる「冬ボタル」です。
もともとは日没が早いこの時期、地元の子どもたちの帰り道を家々の外灯で明るく照らしてあげようという取り組みから始まったこのイベント。現在は小塩小学校、蛍の里広場キャンプ場を中心に鮮やかなイルミネーションが彩ります。点灯は1月いっぱいなので今シーズンは終わってしまいましたが、澄み切った冬の空気の中で煌めくイルミネーションを見ていると、ほっこりとした気持ちになることうけあいです。

会場は当宿より1分ほどの近い場所ですので、12月~1月に宿泊をご予定のお客様は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

「うきは 小塩の灯り」オープンしました!

はじめまして、「うきは 小塩の灯り」オーナーです。2017年3月、「道の駅うきは」から車で10分ほどの浮羽町小塩地区に、1日1組限り、一棟貸しの宿「うきは 小塩の灯り」をオープンいたします。

この宿を営もうと思ったきっかけは、私自身も“うきは”の魅力に惹かれたからでした。食べ物の美味しさ、気さくで温かく迎え入れてくれる地元の方々、いつまでも滞在していたくなる美しい自然に恵まれた景観…。本当に何度も訪れたくなるような観光名所、レストランやカフェ、雑貨店などがたくさんあります。
そこで、数日かけてうきは観光を存分に楽しんでいただけるようにと思いついたのが、静かな山里の宿「うきは 小塩の灯り」でした。

日中はじっくりうきはの観光地やグルメ巡りを楽しみ、夜は当宿にてゆったりとした時間をお過ごしいただくもよし、ご友人やご家族と一緒にわいわい楽しく過ごしていただくもよし…。
うきはにお立ち寄りの際には、「うきは 小塩の灯り」にお泊まりいただければ幸いです。

この「こじおだより」を通じ、うきはの文化や四季折々の風景、そしておすすめの名所・名店を私からも随時ご紹介させていただきます。
「うきは 小塩の灯り」をどうぞよろしくお願いいたします。

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