こんにちは。本当に暑い日が続きますね。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は緑豊かな浮羽の中でも特に美しい「つづら棚田」をご紹介します。
つづら棚田は日本の棚田100選に選ばれており、うきは市の有名な観光スポットとなっています。
棚田までは、山の中を進んでいきます。体力に自信のある方は歩いて登ることができますが、今回は車で上がっていきました。
棚田を一望できる場所に到着したのは12時過ぎ。農家の方はお昼休みだったのか、棚田の中には誰もいませんでした。訪れたのが平日ということもあり、観光客の姿もなし。とても静かな中で雄大な棚田の風景を見ていると、異世界に迷い込んだような気持ちになります。
夏の陽射しを水面が反射していてとても綺麗なのですが、つづら棚田は秋に行くのが一番おすすめ。黄金の稲穂も去ることながら、畦道で燃えるように咲く真っ赤な彼岸花(曼珠沙華)がとても綺麗です。どこか怪しげで形をした花が、つづら棚田の異世界感をさらに強調します。
(写真は、つづら棚田に設置されている案内板。四季折々で違った表情を見せます。)
つづら棚田は、上空から見るとまた違った表情を見せます。今回はドローンで上空を撮影してみました!
段々がとても美しいですね。
棚田は、山に切り込むように細長く続いています。
さらに引いてみると、棚田の部分だけぽっかりと色が違います。これだけの棚田を作るのに、たくさんの人の労力がかかっているのでしょう。
少し田んぼ沿いの道を歩いてみました。山肌の急斜面に合わせて作られた棚田は、水の引き方にも工夫が見られます。横を流れる水路から何本もの竹を継いでおり、流しそうめんを思い出しました。
観光地として有名なつづら棚田ですが、もちろん、ここで実際にお米を育てていらっしゃる方がいます。散策したり撮影したりする際には、田んぼや畦道を踏み荒らさないようにしましょう。
つづら棚田は「うきは 小塩の灯り」からは車で30分ほどのところにあります。またの機会に紹介しますが、道中には長岩公園や合所ダムなどもあり、楽しく山道をドライブできます。
これから梅雨入りして雨の多い時季となります。雨の降る棚田も美しいものですが、山道を通られる際は十分お気をつけください。