こんにちは。宿のある小塩は山里にあるため、天気のいい夜は星がよく見えます。まだ少し寒いですが、ウッドデッキで星空を眺めると、日頃の疲れなどどこかへ飛んでいってしまうくらい、贅沢な気分になります。このウッドデッキで流星群が見れたら最高に贅沢だろうな。夏のペルセウス座流星群、冬のふたご座流星群も楽しみですが、4月のこと座流星群が星空観賞の狙い目です。
さて、本日ご紹介するのは、吉井地区観光を始めるのに役立つ観光会館「土蔵(くら)」内で営業をされている「キチココ」です。
以前は酒蔵だったという建物に入ると、まず目に入るのはさまざまなどら焼きが並んだディスプレー。そう、このお店のメイン商品は、オーナーの中村夫妻がつくる「どら焼き」です。
定番の粒あん、栗どらに人気の塩バターと餡子系が3種、そしてレアチーズやチョコレートなどのクリーム系が5種。クリーム系は季節によって旬の味覚が登場します。
ご主人は北九州のお菓子屋さんの三代目、奥さんは以前姉妹でケーキショップを営んでおられたという、和と洋のお菓子職人夫妻が営むこのお店。ご主人はどら焼きづくり20年のベテランで、手焼きの皮に自家製の餡とクリームを使用し、一からつくりあげるどら焼きは絶品!香ばしいどら焼きの皮はふんわりしっとりとしていて、ほどよい甘さの小豆餡との相性バツグンです。
チョコレートどら焼きはクリームがなめらかで、ほんのりビターな甘さが特長。甘いのが苦手な人にもオススメ!
店休日はイベント出店のために九州各地へ出かけるという中村夫妻。そのおかげでいろいろなご縁が生まれることも多く、久留米市の「ココンジェラート」と共同開発されたアイスなども販売されています。
「今は飲食店も積極的に動ける時代。人が集まるところには自ら足を運ぶようにしています」と語る中村さん。お客さんと直接対話する機会を設けることが、うきはに興味を持ってもらうきっかけにもなるし、楽しいそうです。
友人と製作されているお手製アクセサリーが販売されていたり、お友だちのお店の商品が並んだりと変幻自在な“ライブ感”のあるお店づくりが印象的なキチココ。「今日は何があるかな?」と、顔を出すのが楽しみになりそうです。