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うきは小塩の灯りのすぐそば「そば打ち体験道場」のご紹介

こんにちは。先日、北陸と東北の梅雨明けが発表され、全国的にいよいよ夏本番というところですね。

この夏は、ぜひ小塩でそば打ち体験をしてみませんか?

趣味としても人気の高いそば打ち。しかし、道具を揃えるのはなかなか大変ですし、まずはどういったものか体験しみたいという方も多いのではないでしょうか。

今回は、そば打ちの体験ができる「小塩そば打ち道場」にお邪魔しました!

小塩「岩屋堂そば」を作っていきます。そば粉8割、小麦粉2割の割合で作るいわゆる二八そばで、そば粉は自家製粉したものを使います。

 

まずは、しっかりと説明を聞いてからスタート!

 

分量を正確に計りながら作っていきます。

 

この大きなこね鉢に、混ぜ合わせたそば粉と小麦粉をふるいにかけて入れていきますよ。


このこね鉢、実物を見てみるとなかなか大きいです。他の道具も大きなものが多く、自分で揃えるのは大変そうです。

 

これに水を少しずつ加えながらこねていきます。

 

しかし、なかなか固まってくれません。ひたすらそば粉と小麦粉と水を混ぜます。

 

根気よくこね続けていると…。

 

だんだん固まってきました!

 

一度固まりはじめると、一気に形になっていきます。

 

かなりまとまってきました。

 

しかし、ここからさらにこねていきます。だいたい100回くらい。完成への道のりは長い…。

 

最初の粉だらけの頃から比べると、想像できないくらいに固まっています。

 

ここまで来たら、そば生地を内側に織り込むようにしてこねていきます。“菊揉み”と呼ばれる工程です。

これがなかなか難しい…。

 

さて、ここからもう一度丸めて…。

 

いよいよ!切るために伸ばしていきます!!

 

打ち粉をして、手のひらで押さえて均一になるように…。

まずはお手本から。

 

見よう見真似でやってみますが、均一な厚さにするのがなかなか難しい…。

 

直径25センチくらいまで広げたら、ここからさらに麵棒で伸ばしていきます。

 

最後に、この生地を正方形に整えます。“角出し”という工程です。

円板状になっている生地を麺棒に巻きつけ、転がしながら正方形にしていきます。

 

生地はなかなか思ったような形に伸びてくれません。しかし、徐々に理想の形に近づいていきます。

 

どんどん伸ばして広げていきます。

それに従って、最初は分厚かった生地も薄くなってきました。

 

あとは薄くなった生地を畳み…。

 

いよいよ切っていきます!

 

お手本を参考にしながら、均一な厚さになるように。

ざくざくとそばを切っていく感触がなんとも言えず快感です。


なかなか上手くできたのではないでしょうか…?


しかしそばを切るのもなかなか難しく、写真を見てお分りの通り、右側のそばが分厚くなってしまいました。

でも、自分で粉からこねあげたと思うと喜びもひとしおです!
打ったそばは、持ち帰っることができます。

私たちはこの後、うきは小塩の灯りに持ち帰り、茹でて美味しくいただきました。

打ち立てのそばは格別で、特に香りが非常に良いです。最近はコンビニなどで売られているおそばも美味しくなってきましたが、食べ比べてみるとやはり全然違いますね。

そばはツルッと食べられますので、暑い夏にもぴったりです。疲労回復効果のあるビタミンB1やB2もたくさん含んでいるので、夏バテ対策にもなります。

もちろん、冬に熱々の出汁と一緒に食べるのもおすすめです。

 

大人も楽しく作ることができますし、ご家族で来られる方にとっては、お子様にも貴重な体験になること間違いなしです。

ぜひ、自然の中でのそば打ちを体験してみてくださいね!

 

場所:旧小塩保育園

期間:年中

実施日・時間:毎週土曜日 19時〜20時30分

お問い合わせ先:小塩地区自治協議会

〒839-1412 福岡県うきは市浮羽町小塩2548-1

TEL/FAX:0943-77-4835

Mail:kojio-comisen@marble.ocn.ne.jp

日の光を浴びる緑がまぶしい 日本の棚田百選のつづら棚田

こんにちは。本当に暑い日が続きますね。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回は緑豊かな浮羽の中でも特に美しい「つづら棚田」をご紹介します。

つづら棚田は日本の棚田100選に選ばれており、うきは市の有名な観光スポットとなっています。

棚田までは、山の中を進んでいきます。体力に自信のある方は歩いて登ることができますが、今回は車で上がっていきました。

棚田を一望できる場所に到着したのは12時過ぎ。農家の方はお昼休みだったのか、棚田の中には誰もいませんでした。訪れたのが平日ということもあり、観光客の姿もなし。とても静かな中で雄大な棚田の風景を見ていると、異世界に迷い込んだような気持ちになります。

夏の陽射しを水面が反射していてとても綺麗なのですが、つづら棚田は秋に行くのが一番おすすめ。黄金の稲穂も去ることながら、畦道で燃えるように咲く真っ赤な彼岸花(曼珠沙華)がとても綺麗です。どこか怪しげで形をした花が、つづら棚田の異世界感をさらに強調します。


(写真は、つづら棚田に設置されている案内板。四季折々で違った表情を見せます。)

つづら棚田は、上空から見るとまた違った表情を見せます。今回はドローンで上空を撮影してみました!

段々がとても美しいですね。

棚田は、山に切り込むように細長く続いています。

さらに引いてみると、棚田の部分だけぽっかりと色が違います。これだけの棚田を作るのに、たくさんの人の労力がかかっているのでしょう。

少し田んぼ沿いの道を歩いてみました。山肌の急斜面に合わせて作られた棚田は、水の引き方にも工夫が見られます。横を流れる水路から何本もの竹を継いでおり、流しそうめんを思い出しました。

観光地として有名なつづら棚田ですが、もちろん、ここで実際にお米を育てていらっしゃる方がいます。散策したり撮影したりする際には、田んぼや畦道を踏み荒らさないようにしましょう。

つづら棚田は「うきは 小塩の灯り」からは車で30分ほどのところにあります。またの機会に紹介しますが、道中には長岩公園や合所ダムなどもあり、楽しく山道をドライブできます。

これから梅雨入りして雨の多い時季となります。雨の降る棚田も美しいものですが、山道を通られる際は十分お気をつけください。

お知らせ

このたびの九州豪雨により被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

当宿は被害もなく平常どおり営業いたしております。

沢山の方々からご心配のお電話、お声掛けをいただき深謝申し上げます。

平成29年7月12日

うきは小塩の灯り

うきは小塩の灯りから見える夏の星空

こんにちは。九州北部の梅雨入りが随分と前に発表されましたが、今年は空梅雨のようで、小塩にはまだほとんど雨が降っておりません。

さて、今年も七夕の時季が近づいてまいりました。織姫と彦星は、無事に天の川を越えて会うことができるのでしょうか?

 

小塩は標高150メートルほどの場所に位置しており、周りには人工の光も少なく、綺麗な星空を楽しむことができます。

 

都市部では街の明かりで天の川を見ることは難しいですが、小塩では天候条件が合えば観測することができます。

果たして、今回は見ることができるでしょうか…?

 

福岡県で星空といえば八女市の星野村が有名ですが、うきは・小塩もそれに負けず劣らず綺麗な星を見ることができると自負しております。

 

さらに、うきは小塩の灯りの目の前を流れる川には蛍が飛び交っており、満天の星空と共に楽しむことができます。

 

こちらは、まだ明るいうちに撮影したうきは小塩の灯りの写真です。

辺り一面を緑に囲まれ、とても気持ち良い空間です。

さて、これが夜になると…。

 

 

 

 

都市部では見ることのできないような綺麗な星空を見ることができます!

夜空にきらめく星たちは、いくら眺めても飽きることがありません。

これから夏に向けて暑くなっていきますが、夜は冷え込むこともありますので、星を見る際は風邪など引かれないよう十分に注意されてくださいね。

どちらに目を向けても、雄大な自然とこぼれんばかりに輝く星空を見ることができます。

 

また、綺麗な天の川も写真に収めることができました!

写真中央を横切る白い筋がご確認いただけるかと思います。

 

また、うきは小塩の明かりの下を流れる川に目を向けるとそこには蛍の姿が。

小塩の蛍がどのようなものか気になる方は、ぜひこちらもご覧ください。

手作り灯篭と蛍のあかり「小塩ホタル祭り」

 

ところで、天の川はたくさんの星の集まりだということはご存じでしょうか。

地球は銀河系の中にあります。この内側から見た、銀河系の特に星が密集している部分が天の川の正体なのです。

銀河系は、端から端までなんと10万光年もあります。光の速さで進んでも、10万年かかってしまうのです。天の川として見える星たちも、地球からずっと遠い位置にあります。

 

地球から月までの距離はおよそ38万キロメートル。光は1秒間に30万キロメートル進みますので、わずか1秒と少しで地球まで光が到達します。

そう考えると、天の川がいかに遠いところにあるか、宇宙がいかに広大かを思い知らされますね。

 

うきは・小塩で、星空を見ながら宇宙と天体について考える夜を過ごしてみるのはいかがでしょうか?

手作り灯篭と蛍のあかり「小塩ホタル祭り」

こんにちは。小塩は真夏のような暑さが続きますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。まだ朝晩は冷え込みますので、体調を崩されないようにお気をつけください。 さて、小塩では蛍が最盛期を迎えております。実は小塩の灯りの下を流れる川でも蛍を見ることができます。 昼間の様子はこんな感じ。水辺なので、明るいうちに散歩するのもとても気持ちが良いですよ。 先日もお伝えした通り、5月26、27日に小塩ほたる祭りが開催され、当日は多くの方で賑わっていました。 会場の一つ、小塩ほたる公園にはまだ明るいうちからたくさんの人が。小学校のほど近くに会場があり、校庭が駐車場になっていました。県外ナンバーの車もたくさんあり、浮羽の外からも多くの人が来られていることがうかがえます。 地元の方が運営する出店もたくさん出ており、子どもたちが元気に駆け回る姿も見られました。 暗くなると、準備された灯篭に火が灯ります。これは自治区の方の手作りなのだそう。会場付近は街灯が少なく暗いのですが、この灯篭のおかげで安心して会場を歩くことができます。 夜もホタルを観に来た方で賑わっていました。 会場では自治会の方にお話を聞くことができました。 小塩の蛍は九州北部豪雨の影響で数が激減しまったのだそう。しかし、何とかして小塩でもう一度蛍を見たいと思った自治会の方々が蛍を養殖したり、蛍の餌となるカワニナを放流するなどして、また小塩で蛍を見ることができるようになりました。 また、地元の方のお話では、蛍は8時〜9時くらいが最も活発に光るのだそうです。 さて、小塩の灯りに戻って蛍を観て観ましょう。下を流れる小川までは歩いて30秒ほど。すぐに蛍を見つけることができますし、さらに下流へ100メートルほど下ると、さらにたくさんの蛍を見つけることができます。 足元が暗いので、ライトを持って行くのがおすすめです。しかし、蛍は人工の光を嫌いますので、川の方へは向けないようにしてくださいね。 長時間見たいという方は、携帯用の椅子など座れるものを持って行くのが良いでしょう。

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