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こじおだより Information

地元だけでなく隣県にも愛される「パン工房 ミゲル」

こんにちは。うきは市では、2月11日から43日まで「筑後吉井おひなさまめぐり」を開催していました。吉井白壁地区の建物内でさまざまなおひなさまが展示されるこのイベントの期間、市外から多くの皆様がお越しになります。町歩きにもちょうどよい季節ですので、ぜひ機会があれば遊びにお越しくださいね。

さて、今回ご紹介しますのは、創業から14年、地元に根ざしたベーカリー「パン工房 ミゲル」です。国道210号線から一の瀬焼き窯元へ向かう裏路地にあるお店ですが、手づくりの味を求め隣りの大分県日田市からもお客さんが来られます。

かわいらしい店内には、さまざまなパンが所狭しと並べられています。

定番の菓子パンにしっかりした食感のハードパン、サンドイッチや焼き菓子のコーナーも。

以前はパンを開発する会社に勤務されていたというオーナーの矢冨さん。実家に戻った際、1階の店舗部分をパン屋に改装してお店を始められたそうです。パンの開発から製造まで手がけられる矢冨さんをはじめ、スタッフは皆女性ばかり。サンドイッチには野菜をたっぷり使ったりと、女性ならではの思いやりを商品づくりにも生かされているそうです。

お店で一番人気の塩ぱん(写真左下)。いろいろなパン屋を食べ歩かれているお客様から「ここの塩ぱんがおいしい!」といわれるほどの逸品。カリッと焼き上がった生地にほどよい塩気があり、シンプルながらも飽きのこない美味しさです。

有機栽培のお茶で有名な「新川製茶」の抹茶を生地に練り込んだ「オーガニックお茶ぱん(写真右上)」は地元の幼稚園のおやつとして大好評!爽やかなお茶の香り、そしてほんのりとした甘みが感じられます。

パンづくりにおける矢冨さんのこだわりは、できるだけ地元の農産物を使うこと、なるべく添加物を使わないこと、そして食べやすいパンをつくることの3つ。「家族が安心して食べられるものだからこそ、お客様にも自信を持ってオススメできる」パンづくりを心がけていらっしゃいます。

「うきは 小塩の灯り」からもほど近い場所にあるパン工房 ミゲル。当宿にお越しの際は、朝食やお夜食用にこちらで手づくりパンをお買い求めになってみていかがですか。

桜のトンネルで有名な流川桜並木に行って来ました

こんにちは。すっかり暖かくなり、お花見にちょうどよいシーズンになりましたね。今回はうきは市の中でも桜の名所として名高い「流川(ながれかわ)桜並木」をご紹介します。

今年の九州地方は桜が満開を迎える時期に悪天候が続くという不運に見舞われましたが、ちょっとだけ晴れ間が覗いた時間を見計らって出発。現地はあいにくの曇り空でしたが、満開の桜を一目見ようと多くの人で賑わっていました。

広場には屋台も出ていて、ちょっとしたお祭り気分に。

巨瀬(こせ)川南岸の土手を彩るように約2kmにわたって植えられた桜は、その数およそ1,000本。遊歩道の両脇に等間隔で植えられた桜が満開を迎える頃には、鮮やかな桜のトンネルが現れます。

桜の種類はソメイヨシノ。3月は土手を菜の花が彩り、桜の開花が早ければ色鮮やかなコラボレーションが見られます。眼前の巨瀬側を望む景色や、南に広がる耳納(みのう)連山との取り合わせも美しく、天気が良い日は写真撮影に絶好の名所です。

「うきは 小塩の灯り」からも車で15分程度で行ける無料の観光スポットですので、ぜひ来年の桜の季節にお立ち寄りになってみてはいかがでしょう。

残念ながら今年の桜の見頃は終わってしまいましたが、吉井地区では早くも鯉のぼりが登場しました。街のいたるところに飾り付けられた鯉のぼりが、皆様をお出迎えしてくれますよ。

季節のタルトと焼き菓子のお店「miel cake cafe」

こんにちは。春は生命の息吹を最も実感できる季節。ここ小塩もわらびやぜんまいなどの山菜狩りが楽しめる時季となりました。旬の食材を生かしたお料理は味も格別。最近はおひたしや炊き込みごはんで、春の味覚を楽しんでいます。

さて、本日ご紹介いたしますのは、うきは市吉井白壁地区の中心部、かつての筑後街道沿いにあるスイーツのお店「miel cake cafe」です。

オーナー兼パティシエの中野恭輔氏は、神奈川のケーキショップで8年間修行し、実家のあるうきはへ帰郷。創業にあたり花屋や雑貨屋が入っていたという長屋の一部を改装し、タルト専門店を開かれたそうです。

白壁に黒塗りの格子戸という和モダンな赴きある外観ですが、いざ入店すると白を基調としたインテリアでコーディネートされたお洒落な空間が広がります。

タルト専門にした理由は、生菓子の中でも特に鮮度による美味しさを実感いただけるから、と語る中野氏。スイーツショップでありながらイートインスペースを広くとってあるのも、早朝仕込んだタルトをできるだけ新鮮なうちに召し上がっていただきたいからだそうです。焼き菓子も脱酸素剤を極力使わず、美味しく召し上がっていただくために賞味期限も10日~15日ほどとなっています。

季節限定商品も含め、タルトやケーキが10種類、パウンドケーキやクッキーやマドレーヌなどの焼き菓子は常時20種類ほど取り揃えておられます。

いちごや桃といった、うきはの果物を使った自家製ジャムも販売。

パウンドケーキはタルトとともに中野氏が大切に扱っておられる商品で、贅沢に使用したバターと旬の果物の芳醇な香りがたまらない、お土産にもぴったりの逸品です。

兵庫県丹波産の栗や黒豆など、よい食材であれば県外からも取り寄せて惜しみなく使うのも焼き菓子に対する中野氏のこだわり。

うきはの果物をたっぷり使った「フルーツタルト」。瑞々しくて甘酸っぱい新鮮なフルーツとサクサ

クのタルトの食感が絶妙です。

地元うきはの味覚を最高の状態で味わっていただきたいという中野氏のこだわりが感じられるmiel cake cafe。お店で味わうつくりたてのタルトはリピーター必至なので、吉井地区散策の機会にはぜひお立ち寄りくださいね。

変わり種どら焼きも絶品!「キチココ」

こんにちは。宿のある小塩は山里にあるため、天気のいい夜は星がよく見えます。まだ少し寒いですが、ウッドデッキで星空を眺めると、日頃の疲れなどどこかへ飛んでいってしまうくらい、贅沢な気分になります。このウッドデッキで流星群が見れたら最高に贅沢だろうな。夏のペルセウス座流星群、冬のふたご座流星群も楽しみですが、4月のこと座流星群が星空観賞の狙い目です。

さて、本日ご紹介するのは、吉井地区観光を始めるのに役立つ観光会館「土蔵(くら)」内で営業をされている「キチココ」です。

以前は酒蔵だったという建物に入ると、まず目に入るのはさまざまなどら焼きが並んだディスプレー。そう、このお店のメイン商品は、オーナーの中村夫妻がつくる「どら焼き」です。

定番の粒あん、栗どらに人気の塩バターと餡子系が3種、そしてレアチーズやチョコレートなどのクリーム系が5種。クリーム系は季節によって旬の味覚が登場します。

ご主人は北九州のお菓子屋さんの三代目、奥さんは以前姉妹でケーキショップを営んでおられたという、和と洋のお菓子職人夫妻が営むこのお店。ご主人はどら焼きづくり20年のベテランで、手焼きの皮に自家製の餡とクリームを使用し、一からつくりあげるどら焼きは絶品!香ばしいどら焼きの皮はふんわりしっとりとしていて、ほどよい甘さの小豆餡との相性バツグンです。

チョコレートどら焼きはクリームがなめらかで、ほんのりビターな甘さが特長。甘いのが苦手な人にもオススメ!

店休日はイベント出店のために九州各地へ出かけるという中村夫妻。そのおかげでいろいろなご縁が生まれることも多く、久留米市の「ココンジェラート」と共同開発されたアイスなども販売されています。

「今は飲食店も積極的に動ける時代。人が集まるところには自ら足を運ぶようにしています」と語る中村さん。お客さんと直接対話する機会を設けることが、うきはに興味を持ってもらうきっかけにもなるし、楽しいそうです。

友人と製作されているお手製アクセサリーが販売されていたり、お友だちのお店の商品が並んだりと変幻自在な“ライブ感”のあるお店づくりが印象的なキチココ。「今日は何があるかな?」と、顔を出すのが楽しみになりそうです。

季節のフルーツ狩りが楽しめる「やまんどん」

こんにちは。3月がスタートしましたね、小塩はまだまだ寒い日々が続いています。そんななかでも、木の芽の膨らみが大きくなり、目に映る緑の色が鮮やかになり、少しずつですが春らしさを感じるようになりました。

皆様のお住まいの地域には、春の訪れは届いていますか?

さて、本日ご紹介するのは、国道210号線を道の駅うきから少しだけ日田方面に向かったところにある観光農園「やまんどん」です。約7,500坪の広大な敷地に、イチゴ・ブルーベリー・梨・ブドウ・柿が栽培されており、一年を通してフルーツ狩りが楽しめます。私が訪問したときはちょうど柿が終わり、イチゴ(さちのか・さがほのか・紅ほっぺ・淡雪の4品種)が色づき始めていました。

この農園の特徴は、地下90メートルから毎分40リットルも湧き出ているミネラル豊富な地下水。自然の力だけで湧き出ているという水汲み場の水を目当てに、遠路はるばるお越しになる方も多いのだとか。この湧水は果樹栽培はもちろん、園内で提供されているブレンドコーヒー「湧き水コーヒー」にも使われています。

この「湧き水コーヒー」がいただけるのは、園内を見下ろす高台に建てられたカフェ「夢語寄家(むごよか)」。

園内で栽培された季節のフルーツをふんだんに使ったケーキが女性客に大人気。

梨の果肉入りの看板メニュー「梨カレー」の芳醇な香りが食欲をそそります。

地元産の野菜を使った週替わりランチもあり、フルーツ狩りのないタイミングだったにも関わらず大盛況でした。建物のウッドデッキを利用したテーブル席もあるため、晴れた日には園内を見渡す眺望を楽しみながら食事ができるのもポイントです。

園内にはウサギやミニブタも飼育されていて、小さなお子様も楽しく過ごせます。フルーツ狩りは開園時間内ならいつでも申し込めますが、予約者のみが入場できる午前中の方がフルーツもより美味しくいただけるため、あらかじめご予約されるのがオススメです。家族連れで1日中楽しめるレジャー施設にしたかったという現オーナー末次研治氏の思いが詰まった観光農園だけに、旬のフルーツの時期ごとに出かけたくなりますね。

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