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自家製ジャムを販売するカフェ「ネコノテシャ」

こんにちは。ゴールデンウィークは終わってしまいましたが、小塩は今が最も樹々の若葉が美しい季節。野鳥のさえずりに耳を傾けながら、遅めの朝食をとるのも乙なものですよ。

さて、本日ご紹介するうきはの名店は、パンのお供に欠かせないフルーツジャムを豊富に取りそろえたカフェ「ネコノテシャ」です。久大本線うきは駅前のすぐ近く、浮羽郵便局裏の路地沿いにあるこのお店は、手づくり看板の掲げられた味わい深いレトロな外観が印象的です。

玄関を開けると、棚いっぱいに並べられたピクルス&ジャムの瓶がお出迎え。

うきは市の旬の果物を素材にするため、季節感そのものを味わえるジャムが多いのも魅力です。1種類の果物だけでなく、キウイとリンゴといった相性のよさそうな果物をミックスしたジャムもあるので、ラインアップは1年間でおよそ100種類にもおよびます。果物そのものの美味しさを味わってもらえるよう、あまり砂糖を加えず、賞味期限を延ばす添加物を加えないネコノテシャのジャム。数週間でも使いきりやすい小瓶もあり、フレーバーのお試しやプレゼントにもちょうどよいサイズです。

このお店をオープンする前も、共同経営というかたちで10年ほどジャムづくりに携わっていたと語るのは、オーナーの出石薫さん。自分のお店が持ちたくて、2014年の8月にカフェ「ネコノテシャ」をオープンしたそうです。最初は手づくりジャムの販売のみでしたが、より広くお店をアピールできるようと考えた結果、コーヒーやケーキ、軽食などが楽しめるカフェになりました。

思わず隅々まで目を凝らしたくなる店内。ノスタルジックな感性を刺激するインテリアにもオーナーの感性が光ります。

窓のすぐそばを通る列車を眺めながら、ゆったりとくつろぎのひとときを楽しめる一番奥の席。タイミングがよければ、うきは駅を通過する「ななつ星」を間近に見られることも。

筑紫野市二日市の「珈琲Chiba」協力のもと、オーナー好みの味に焙煎された「ネコノテシャブレンド」、うきは市内のコーヒー店オリジナルブレンドなど、香りやコクに違いのある数種類のブレンドが取り揃えられており、お気に入りの味を探すのも楽しみ。

カフェのメニューは、その季節で一番美味しい野菜を中心に考えるというカレー・パスタ・ピザ、そして数種類のケーキ。この日はレアチーズケーキとネコノテシャブレンドをいただきました。コクのあるチーズに甘酸っぱいベリーのソースがよくあいます。モカベースのネコノテシャブレンドもすっきりした味わいでスイーツにぴったり。

夏場はフルーツ果汁でつくるシロップをかけた「かき氷」が好評で、氷がなくなるとその日の販売は終了してしまうそうです。季節のジャムだけでなく、今度は真夏の涼を求めて訪れてみたくなりました。

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