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カフェ・ギャラリー・雑貨のお店「ぶどうのたね」

こんにちは、小塩は気持ちいい晴天が続いています。宿の南のお部屋は陽射しが良く入るため、ぽかぽかと気持ちよく、ついうたたねしたくなります。そんなのんびりする過ごし方もいいですね。

本日ご紹介するのは、福岡県外の方にも常連さんの多い「ぶどうのたね」です。

県道151線沿いの耳納連山の麓、石垣に挟まれた坂道を上ると、建物を囲むように植えられた鮮烈な樹木の彩りがお出迎え。凛とした古民家の佇まいに調和した樹木の佇まいに、まるで特別な隠れ家を訪れたような喜びを覚えます。

この日最初に向かったのは、食材選びからこだわった体にやさしい薬膳料理が評判の「Cafe たねの隣り」。

お料理をより美味しく味わっていただくために、食材のカット一つひとつにもこだわりを持つ料理長が手がけたお膳は、目にも鮮やか。調味料に頼らず、食材の旨みによって味に奥行きを持たせたお料理は、お腹だけでなく心も満たしてくれます。私は「薬膳カレー」を注文。程よい辛さで美味しかったです。

四季折々のうきはの風景をより身近に感じられるテラス席には防寒用の膝掛けやコタツテーブルもあり、冬のテラスからの眺めを楽しむのも乙なものです。

室内には薪ストーブが設置されており、とても快適でした。

月替わりで献立が一新される「隣りのごはん(デザート・飲み物付き)」が人気メニュー。この月の献立は、流川れんこんのれん揚げ、芋いもサラダ、季節のサラダ、たねのけんちん汁、冬野菜のミックスおひたし、鯖の揚げ浸し、オムレツ、大豆のから揚げ、金山寺納豆、豆乳豆腐、鉄火味噌、十三穀米、お漬物、お味噌汁の14品でした。(※現在は違います。メニューはお店でご確認ください。きっとどのご飯もおいしいですよ)

「Cafe たねの隣り」に隣接する「隣りの売店」には、このカフェで取り扱う食材や調味料が販売されており、気に入った食材をおうちでも楽しめるのが魅力。いろいろな雑貨が所狭しと並べられた空間は、ちょっと覗いてみるだけでも楽しい時間が過ごせます。

売れ筋のオリジナル商品「きせつのグラノーラ」。柚子の爽やかな香りがします。

うきはの旬の果物を使ったジャムも人気です。

隣りの売店の道向かいにある「くらしギャラリー ぶどうのたね」は、「衣・食・住」すべてをひとつの場所で満たすことのできるようにしたいという社長の想いから生まれた、生活用品と衣類のお店です。

社長自身が気に入った作家さんの作品を取り揃えたギャラリーでは食器・紳士服・婦人服・鞄などを取り扱っており、新作を見にたびたび訪れたくなります。

国道151号線の駐車場から「ぶどうのたね」に向かう路地脇には、柿やざぼんの果樹園が。駐車場は新たにオープンされるカジュアルレストラン建設のため、工事の真っ最中でした。

お料理や商品だけでなく、スタッフの皆さんのサービス、そして空間そのものからもおもてなしの心を感じることができる特別な場所。

当宿からも比較的近いので、うきはにお越しの際は、ぜひ足を伸ばしてみてくださいね。

(看板猫のたねこさん。人懐っこく、運が良ければお散歩する姿が見られます)

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