2021年春、うきは市の山間部(新川・田篭エリア)で、遊休地を活用した3つのキャンプサイトがオープンしました。いずれも「キャンプ場」として開発されたサイトではなく、棚田や元学校の運動場などを活用したサイトです。自然を近くで感じられる環境の中で、ゆとりある区画が提供されています。これらのキャンプサイトは、新川・田篭地域協議会が企画運営し、収益の一部が遊休地の草刈り等の環境整備に使用されています。泊まることで地域の景観維持に貢献できるプロジェクトです。
1.つづら棚田キャンプサイト
つづら棚田は「日本棚田百選」にも選ばれ、新川・葛籠(つづら)地区の斜面に約300枚の石積みの棚田が広がる観光スポットでもあります。『つづら棚田キャンプサイト』は、この絶景を見渡せる最上段2段を利用したキャンプサイトで、季節ごとの風景の変化がダイナミックに感じられる贅沢な場所です。1枚の棚田がそのまま1区画扱いになっており、テント数は自由。人数も16名までOK。グループで1区画利用ができてしまう広さです。設備面でも、シートヒーター付きのトイレ、キャンプ用の水場も整備されるなど充実しています。
2.馬場キャンプサイト
田篭・馬場地区に誕生した、2段ある棚田を使ったキャンプサイトです。目の前を流れる川は、お子様でも安心して遊ぶことができる浅さで家族連れに人気があり、デイキャンプにも最適です。6月は梅雨の時期ではありますが、ホタルが舞い、他の季節にはない幻想的な夕暮れを楽しむことができます。1枚の棚田に2区画が整備されており、2区画を並んで借りると1枚の棚田まるごと借りることができます。1区画8名までで利用が可能。テントは2張りが立てられる広さです。敷地内にトイレ、水場も完備されています。
3.田篭キャンプサイト
学校の運動場跡地を使ったキャンプサイトで、普通車サイズであれば車の乗り入れが可能です。(※入り口に段差がありますので、車高の低い車は乗り入れできません。)この広さにたった4区画ですので、友人や親しい家族同士で2区画借りれば、半分が占有できてしまうのも魅力です。貸切の相談も可能で、イベント利用にもぴったりです。こちらもトイレ、水場が完備されています。
いずれのキャンプサイトも、それぞれの地域の一等地にあり、地域の方々の想いと協力があって実現したキャンプサイトです。それぞれ全く個性が異なるサイトを、季節ごとに巡ってみては如何でしょうか?
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