
「ひみつ基地小塩」のある福岡県うきは市「小塩(こじお)地区」は、小塩川沿いに広がる山里です。山の中にありながら、日当たりの良いのどかな田園風景や丘陵地が広がり、景観も美しい地域です。この地からは、縄文時代の土器の破片なども出土しており、古くから暮らし良い場所だったことがうかがえます。
小塩地区は、ホタルの里としても知られています。5月末から6月頃になると、里のあちこちでホタルが舞い踊ります。ホタルが多い理由は、自然が豊かなだけではなく、河川から水田に至る水が行き渡る水路があり、それらが様々な生物を育んでいるからとも言われています。こうしたことから、小塩地区は、環境省の生物多様性保全上重要な里地里山にも指定されています。
毎年、ホタルが舞うシーズンには「ホタル祭り」が開催され、各地区で屋台を出したり、竹灯籠にあかりを灯すイベントを行ったりと賑わいます。



















